第134回は「Web3と災害」をテーマに、災害が多い日本でテクノロジーをどう活用できるかを話しました。ハザードマップは地図だけでは危険を実感しにくい場合があり、VRで津波や浸水、地震による被害を視覚的に体験できれば、危険への理解や備えにつながるのではないかと意見が出ました。学校の避難訓練に災害シミュレーションを取り入れる案も挙がりました。
ブロックチェーンを使って医療情報を分散して記録できれば、災害で病院やカルテが被害を受けた場合にも、避難先で必要な情報を確認し、薬の供給に役立てられる可能性があると話しました。一方で、薬そのものを届けることは別の課題であり、お薬手帳など既存の方法にも触れながら、情報を個人だけでなく集団で把握できる利点について考えました。
災害支援の寄付では、ブロックチェーン上に入金の記録を残すことで、誰がいつ寄付したかや、資金がどこに届いたかを確認しやすくなる可能性を話しました。また、災害時に外国語での情報伝達が難しくなることを想定し、音声認識やAI翻訳によって避難指示を多言語で伝える案も出ました。
さらに、避難生活のストレスを和らげる手段として、VRで被災前の街や旅行先を体験することや、オンラインコミュニティで人とつながることにも言及しました。ブロックチェーンが災害時の大量アクセスにどう対応できるかなど、実現に向けた課題も話題になり、技術の可能性を探りつつ、できる備えをしておくことが大切だと締めくくりました。