第161回では、イーサリアムのアップデート「Dencun」を取り上げました。ホストや参加者が、アップデート名の由来や実施時期を確かめながら、何が変わったのかを初心者にも分かる言葉で整理しました。DencunはDenebとCancunを合わせた名称で、話題の中心となったのはEIP-4844、プロトダンクシャーディングです。
主な目的として挙げられたのは、レイヤー2を使いやすくすることです。イーサリアムのレイヤー1は手数料が高くなりやすく、アプリケーションの利用や開発の負担になるため、レイヤー2で処理し、レイヤー1をセキュリティの担保として活用する考え方が説明されました。アップデートでは、レイヤー2からレイヤー1へデータを送る際の費用が下がり、手数料が大幅に安くなった事例も紹介されました。メインネットでの実施後には一時的にネットワークが使えない時間があったことや、アップデートに便乗した詐欺に注意する必要があることにも触れました。
また、イーサリアムのロードマップにおける今回の位置づけや、レイヤー1とレイヤー2の今後の役割についても意見を交わしました。参加者からは、レイヤー2上でアプリケーションを開発しやすくなれば、フルオンチェーンのNFTが増える可能性があるという見方も示されました。あわせて、ポリゴンはレイヤー2ではなくサイドチェーンであることを確認し、ブロックチェーンごとの違いについても話しました。