アサヒがサイバー攻撃を受け、注文や生産、在庫、発送を管理するシステムに障害が発生したニュースを取り上げました。ランサムウェアによる攻撃と報じられていることや、システムが停止したことで工場の稼働や商品の供給に影響が出ていることを確認。一元管理は業務を効率化する一方、システム障害が起きると広い範囲に影響が及ぶ可能性があると話しました。また、韓国政府のオンラインストレージで火災により大量の業務資料が失われたという報道を例に、バックアップの重要性にも触れました。
続いて、日本・米国・中国のサイバー防衛体制を比較しました。日本では各省庁がそれぞれ対策を担い、国家サイバー統括室が全体を統括する体制が紹介されました。電力、ガス、水道、金融、医療などの重要インフラを守るには、政府だけでなく民間企業との連携が欠かせないという話も出ました。米国はインフラ、情報機関、軍事などの役割を複数の機関が担う体制、中国は政府が企業や情報を強く管理する体制として説明され、それぞれの特徴を踏まえ、どの方式がよいかは一概に決められないと話しました。
さらに、企業が自社システムの脆弱性を点検することや、外部の視点を取り入れた検証、人材育成の必要性を議論しました。個人ができる対策として、登録先サイトのURLを確認し、正規のサイトかどうかを複数の情報源で確かめることも挙げられました。サービスの利用に慣れると警戒心が薄れやすいことにも触れ、企業・政府・利用者それぞれが備える重要性を考えました。