デジタル庁主催の法令ハッカソンに参加したWeb3学生トークが、開発したプロダクトと取り組みを振り返りました。ハッカソンでは、e-Gov法令検索や法令データを利用するAPIなどを活用し、法令事務の効率化や新しい活用方法を考えることが求められていました。チームは法改正などの作業に伴う複雑なルールや確認事項に着目し、法令事務を支援するプロダクトの開発を進めました。
当初はワープロソフトそのものを作ろうとしましたが、開発の難しさから方針を変更し、Wordのアドオンとして実装しました。法令実務で使われるソフトを置き換えるのではなく、既存の作業環境に追加できる形を選んだ経緯を紹介しました。アイデアや法令実務に関する情報を調べる一方、行政職員にとって実際に役立つものかを見極める難しさも話題になりました。一般の利用者にとって便利でも、行政側の事務負担が増える場合があり、利用者と職員双方の視点が必要だと振り返りました。
開発ではGeminiのDeep Researchなどで調査し、Geminiで土台となるコードを作成。エラー対応や機能追加にはAntigravityを活用し、細かな見た目の調整などは自分たちで行いました。AIによって専門外の分野でも開発に挑戦しやすくなる一方、エラーメッセージやコードを確認しながらAIに相談することが、解決の速さにつながると話しました。チーム運営では、役割や仕様を細かく決める進め方と、各自が自由に考える進め方の両方を経験し、協力しやすい体制づくりが課題として挙がりました。また、提出直前まで開発を続けた結果、発表資料の準備が十分でなかったことも反省点に。チームはファイナル進出を目標としていましたが、第一次審査を通過できず、次回に生かしたい点を共有しました。