日本の三大メガバンクが5月下旬にAnthropicのAI「Mythos」へのアクセス権を取得する見通しだという報道を取り上げました。Mythosは、これまで見つけられなかった脆弱性やゼロデイを発見できるとされ、サイバー攻撃への脅威が注目されています。一方で、攻撃を実行するウイルスではなく、システムの構造を理解して弱点を見つけるAIであり、防衛にも活用できると説明しました。
導入後は、銀行が自らのシステムへの攻撃をシミュレーションし、見つかった穴を塞ぐ使い方が想定されます。こうした高度な防衛が金融機関をはじめとする企業で標準化していく可能性や、脆弱性の情報を共有することで導入していない組織にも対策が広がることへの期待が語られました。また、利用権の拡大に伴う不正利用や内部からの情報流出への懸念、アクセス権をめぐる米国政府の関与についても話しました。Anthropicにとっては、大口企業の利用による信頼や顧客基盤の拡大につながるとの見方も示されました。
後半では、カバーが提供するメタバースサービス「ホロアース」のサービス終了についても取り上げました。6月28日21時に終了し、開発資産はVTuber事業に引き継がれる予定です。ライブやゲームなど複数の要素に展開したことや、事業の方向性を絞りきれなかったことが振り返られ、技術をライブ配信などに生かす可能性について意見が交わされました。次回のテーマとして、自民党の成長戦略で提案された次世代AIとオンチェーン金融の構想を扱うことになりました。