前回のスペースで、Pizzaトークンは貨幣というより「評価するもの」として捉えられるのではないか、という話題が出ました。活動への感謝として送るほか、挨拶に添えて送り合うこともあります。ウェブページの制作へのお礼として多くの人が送った例や、「おはピザ」に合わせて送り合う例を振り返り、参加者はこうした使われ方が評価に似て見える理由を考えました。
一方、送る枚数の決め方には共通の基準がなく、送る人の気分や相手の活動、語呂合わせなどによって変わります。枚数が数字で示されることで、評価の大きさを客観的に比べられるように見え、額が少ないと思われないか気にする場合もあります。しかし、保有枚数の多さがそのまま評価の高さを示すわけではなく、参加者からは、数字の蓄積よりも送ったり受け取ったりする行為そのものに意味があるのではないか、という意見が出ました。
Pizzaトークンを評価か通貨かのどちらかに当てはめるのは難しく、参加者は、感謝や気持ちを数字に乗せて届けるコミュニケーションの一つとして捉えました。送った分と同額が返るような交換とは異なり、もらった人が別の人へ送り、つながりが広がることがあります。数字のやり取りは会話の輪に加わるきっかけにもなり、送信や受け取りが画面上で確認できる分かりやすさも話題になりました。リスナーからは「感謝や優しさの形に近い」という見方が寄せられましたが、優しさは必ず返ってくるのか、またそれを消費と呼べるのかについても意見が交わされました。最終的には、枚数の大小より、気持ちを伝え、受け取ったことが分かる点にPizzaトークンの特徴を見いだしていました。