「推し」とは何か、ファンとの違いも話題にしながら、推しを応援する気持ちとWeb3の接点を考えました。日本円での投げ銭は金額に応援する人の財力が表れやすい一方、Pizzaトークンのように、日々の活動やコミュニティへの貢献を通じて得られるトークンなら、活動への参加を応援の表現につなげられるという見方が紹介されました。ただし、応援に生活を圧迫するほどの負担を求めないことも大切で、異なるファンのニーズにどう応えるかが課題として挙がりました。
メタバースでのライブや推しとの交流についても議論しました。配信と実際のライブの間にあるような臨場感や、ファンとやり取りできる可能性が期待される一方、多くの人が同時に参加することや、ワールドの表現を豊かにすることには、動作が重くなるなどの技術的な課題があります。VTuberやホロアースの事例にも触れ、アバターを介したライブや交流は、演者側の負担を抑えながらファンとの接点をつくる方法になり得ると話しました。
NFTについては、ファンアートやコレクションをファン同士で交換・共有する使い方、保有履歴を生かして作品が人から人へ渡り、推しに届く仕組みなどが話題になりました。NFTを発行すること自体を目的にするのではなく、投票や交換など、NFTならではの利用方法を考えることも重要だと確認しました。推しを応援する人同士のつながりや、ファンの活動を後押しする仕組みをWeb3でどうつくるか、可能性を探りました。