第197回では、山古志村のメタバースを取り上げました。新潟県長岡市の山古志村では、コロナ禍ごろからNFTを活用した取り組みを始め、デジタル上のコミュニティを築いてきたと紹介されました。clusterには村の風景を立体的に再現したワールドがあり、無料で入って景色を体験できます。参加者は、デジタル村民や山古志DAOのメンバーが主体となって活動を続けている点に注目しました。
話題の中心の一つは、リアルのお祭りとメタバース上の企画を同時に開催した事例です。リアル会場で組み立てた櫓を3Dスキャンしてワールドに置き、メタバース側では火のエフェクトや、山古志に伝わる竜神伝説を取り入れた演出を行ったと説明されました。現実のお祭りをそのまま再現するのではなく、メタバースならではの表現を加え、行事と伝説を一緒に楽しめる工夫が印象に残ったと話しました。また、ワールドに演出を残すことで、行事の記録や保存にもつながる可能性が話題になりました。
この事例を、Web3学生トークが準備しているイベントにも生かせないかと意見を交わしました。企画に関心を持つ人や参加したい人を増やすには、制作中の様子や進捗が見えること、初めて来た人にも活動場所が分かりやすいことが大切だと話しました。イベント関連の相談・作業を見つけやすくするチャンネルづくりや、気軽に参加できる環境についても検討しました。さらに、山古志村のNFTがデジタル村民としての分かりやすい目印になっている点から、誰でも参加できるコミュニティの開かれた雰囲気を保ちながら、所属を実感できる方法として、Pizzaトークンを使った学生証NFTの案も話題に上りました。