今回の中心テーマは、PayPayがBinance Japanに40%出資したという発表です。参加者は、PayPayを通じて暗号資産を購入したり、売却した暗号資産をPayPayマネーへ移したりする形が想定されることを紹介しました。取引所への登録やウォレットの利用に伴う手間を減らせる可能性があり、利用者の多いPayPayとの連携によって、暗号資産に触れる機会が広がるのではないかと話しました。
一方で、購入や売却が簡単になることだけで、すぐに多くの人が利用するとは限らないという疑問も挙がりました。暗号資産を使う具体的な場面や、利用者が魅力を感じる仕組みが必要であり、提携の狙いがどこにあるのかは今後注目したい点として語られました。PayPayが独自に仕組みを開発する場合との費用やリスクの違い、金融サービスの拡大や、Web3の普及に乗り遅れないための動きである可能性についても意見を交わしました。
また、JPYCやメルカリの取り組みとの違いを整理しました。JPYCは暗号資産ではなく電子決済手段であり、ブロックチェーン上で使う仕組みとして紹介されました。これに対してPayPayとの連携は、PayPayを介して法定通貨と暗号資産を行き来しやすくするものとして説明されました。メルカリではサービス内のウォレットを使う一方、Binanceは暗号資産を個人のウォレットで扱う点が異なるという見方も示されました。大手企業の参入が増えていることを踏まえ、今回の提携だけで急速に普及するとは限らないものの、利用の裾野が少しずつ広がることへの期待を話しました。