Web3学生トークが発行するコミュニティポイント「Pizzaトークン」を題材に、コミュニティにトークンを導入する意味や、トークンエコノミクスについて話しました。トークンにはさまざまな種類や捉え方があり、仮想通貨やNFTとの違いも含めて、単一の定義にまとめる難しさが共有されました。トークンを、特定のコミュニティ内で使える価値の印や、デジタル上のものに価値を持たせる仕組みとして捉える見方も紹介されました。
Pizzaトークンは、スペースでの発言やコメントなどに応じて配布され、参加者同士が感謝や応援を伝える際にも使われます。お金では金額をつけにくい行為を、気軽に数字で評価できる点や、トークンを送ることが新たな交流や活動のきっかけになる点が語られました。また、4か月ごとに保有分がゼロになる「リフレッシュ」の仕組みも紹介され、ため込まずに使うことを促し、時期による保有量の差を抑える意図が説明されました。
ゲストを交えた議論では、NFTのように物を贈ることと、FTのように定めたルールに沿って数値を交換することの違いが取り上げられました。Pizzaの利用実態については、交換に使う通貨というより、相手を評価したい、感謝を伝えたいという気持ちを表す面があるとの見方が示されました。誰が何を大切にするかによって、コミュニティトークンに持たせる役割や価値基準は異なり、目的に合う仕組みを設計することが重要だと議論されました。
さらに、TIPWAVEを使うとXやウェブ上でトークンを送り合えることも紹介されました。終盤にはメタバースの開放性にも話題が及び、Appleのプラットフォーム内で完結する仕組みと、Metaが掲げるオープンな方向性が比較されました。トークンの活用方法とあわせて、Web3サービスがどのような環境で広がるのかについても意見が交わされました。