メタバース事業でどのように収益を得られるのかをテーマに、clusterでのワールドやアイテムの販売、投げ銭、バーチャルライブなど、個人クリエイターが収益化する方法について話しました。clusterではワールド内の投げ銭を利用でき、VRChatではBOOTHの商品ページにつなげる仕組みも見られる一方、プラットフォームを事業として運営する場合に十分な収益を確保できるのかは、簡単には判断できないと述べました。
メタバースの需要については、現実とは異なる体験を提供できる点に注目しました。映画やゲーム、音楽、演劇などのエンターテインメントと結び付けば、新たな体験や需要につながる可能性があります。ただし、メタバースならではの演劇に観客がチケット代を払うイメージを持てるかなど、具体的な形はまだ見通しにくいとも話しました。広告やイベント、カジノのような楽しみ方にも触れましたが、どの方法が事業として成り立つかは未確定です。
プラットフォーム運営では、会社がサービスを提供する形と、コミュニティが主体となる形を比べました。会社運営は開発や対応を進めやすい一方、収益化のための手数料が利用者やクリエイターの負担になる可能性があります。コミュニティ型なら、投げ銭などを通して利用者が納得して支援しやすく、利益が出なくても活動を続けられる利点があるのではないかと話しました。一方で、運営や開発を担う人材、サービスの成長速度、ワールド間の移動のしやすさなど課題もあります。メタバース事業には可能性があるものの、持続可能な運営方法や収益の仕組みは、引き続き考える必要があるという話になりました。