金融庁に暗号資産・ステーブルコインを扱う課が新設されたニュースを取り上げました。従来は、暗号資産やブロックチェーンなどを他の金融分野とあわせて扱っていましたが、今回の組織再編では暗号資産とステーブルコインを担当する枠組みが設けられました。暗号資産のモニタリング、イノベーションの推進、デジタル決済の企画を担う室が置かれていることにも触れ、ステーブルコインが投資対象だけでなく決済手段として扱われていく可能性について意見を交わしました。
あわせて、ローソンの高輪ゲートウェイシティ店で行われているJPYCの決済実証を紹介しました。これまでの暗号資産決済では、店舗のウォレットアドレスをQRコードで読み取り、送金する方式が見られましたが、今回の実証ではHashPortウォレットを使い、一般的なコンビニのレジで決済できる点が新しいと説明されました。参加者は、こうしたレジでのステーブルコイン決済は国内初だと紹介しています。また、8月17日からはローソンの別店舗でJPYCやUSDCを使えるようになる予定だと話しました。
新設された課の動きと店舗での実証が近い時期に進んでいることから、制度面と利用者向けサービスの両方に動きがある点を確認しました。一方で、この組織再編によって法律が変わったわけではなく、利用者への具体的な影響はまだ明らかではありません。JPYCとPayPayなどの電子決済サービスは異なる仕組みを持つため、今後どのような利点や使いやすさを打ち出すのか、決済できる場所が広がるかといった点が課題として挙がりました。マネーロンダリング対策や安全性を確保しながら、日常的に使える環境を整えることへの期待も語られました。