前回に続き、メタバースと雇用をテーマに、どのような企業や仕事がメタバースでの面接・採用に向いているかを話しました。オンライン面接と比べたメタバース面接の利点として、見た目が見えにくく、国籍や人種、服装などが面接に影響しにくい点を振り返り、対面やオンラインの面接との使い分けを考えました。
メタバースで行われる仕事の例として、空間や建物を設計する仕事、アバターのデザイン、カウンセリングなどが挙がりました。一方、トラックの運転や建築、店頭での接客のように、現実の場での作業や技能を確かめる必要がある仕事では、メタバース面接だけでは難しいという意見もありました。文章作成やプログラミング、漫画制作などオンラインで完結する仕事や、メタバース上で活動する職種では、仮想空間での経験や技能を面接で見る可能性について話しました。
後半は、Web3のコミュニティ運営で求められる人材について意見を交わしました。Discordの環境を整える力、参加者が自ら動くこと、継続的な発信やリアクション、コミュニティを盛り上げるコミュニケーションなどが挙げられました。活動を楽しむことで学習や準備を続け、知識やスキルを伸ばしていく姿勢も大切だと話し、貢献に応じてトークンを得る「Enjoy to earn」という考えにも触れました。
さらに、上から指示するだけでなく、参加者と同じ目線で一緒に取り組み、周囲を前に進めるリーダー像についても議論しました。コミュニティでの活動や、企画を形にする行動力は、自己アピールの材料になり得ること、こうした力をメタバースでの面接やチーム運営でも確かめられるのではないかと話しました。