メタバースは枯れるのかをテーマに、ディズニーのメタバース部門に関する報道、Decentralandの土地販売価格の中央値が下落したというニュース、Meta PlatformsのHorizon Worldsのユーザー目標見直しなどを取り上げました。報道の数字や背景には不確かな点があるとしつつ、こうした動きをメタバース全体の衰退と見るべきかを考えました。ホストは、初期の急成長が落ち着き、通常の成長速度に移っただけで、メタバースは今後も発展するとの見方を示しました。
メタバースには明確な定義がなく、ブロックチェーンやNFTのように技術で定義しやすいものとは異なる点も話題になりました。また、自社の世界に閉じたサービスと、創作や参加を広く認めるWeb3の考え方との相性について意見を交わしました。独占的な仕組みや利用者の自由が限られるサービスは、Web3に関心を持つ人々に受け入れられにくいのではないか、という見解も語られました。
普及の課題として、利用者が少ない場所には新しい人が定着しにくい「コールドスタート問題」や、端末の性能、VRゴーグルの使い心地が挙げられました。clusterのイベントと公開ワールド、VRChatのワールドの例をもとに、参加者が集まる仕組みや、特定の利用者に深く届く体験が重要だと説明しました。誰もがワールドを作り、身近な人を招けるようになれば、利用が広がる可能性も話しました。
さらに、メタバースを現実の再現ではなく、物理世界の常識が通用しない「異世界」と捉える考え方を紹介しました。大企業の撤退が印象に影響する一方、小さなコミュニティから利用者を増やす道もあると議論。普及までの時間は読めないものの、技術や体験が変化していく過程にあり、メタバースが枯れるのではなく、開花を早める取り組みが大切だという見方で締めくくりました。