メタバースのイベント制作では、依頼する側が思い描くものと、制作者が受け取った要望との間にずれが生じやすいという課題があります。今回は、その認識の差を埋めるために作成中のGoogleフォームを、メタバースに詳しくない人の視点で見直しました。フォームは、依頼する側が希望を整理し、制作者との次の話し合いを進めやすくすることを目指しています。
質問項目として、リアルのイベントで行った出し物、イベントで成し遂げたいこと、届けたい相手、譲れないポイントを確認します。さらに、希望する出し物を体験型・パフォーマンス型・展示型などに分け、具体例も添える案を検討しました。現実世界の再現と非現実的なアレンジのどちらを重視するか、会場の世界観や希望する演出、来場してほしい人数も尋ねます。選択肢を複数回答にするか、質問の順番や表現をどう整えるかについても意見を交わしました。
メタバースを知らない人が文章だけでイメージを膨らませるのは難しいため、clusterのワールド写真をフォームに加え、参考となる雰囲気を伝える方法も試しました。一方、特定の画像が回答者のイメージを強く誘導しないよう、複数の異なる例を載せる案が出ました。演出についても参考動画を追加し、視覚的な資料を使って希望を伝えやすくする工夫を行いました。
フォームは、別の人にも実際に回答してもらい、分かりにくい点を確認したうえで活用する予定です。最後に、次回のテーマとして、メタバースが現実の活動を補助するものなのか、現実の制約を離れた表現を目指すものなのかを考える「メタバースはどこへ向かうの?」が告知されました。