今回は「リアル世界さんぽ(クリエイター視点)」をテーマに、テーマパークや街の造形を、Blenderで3Dモデルを作る立場から観察しました。人工物は直線や規則的な形が多く比較的組み立てやすい一方、生き物などの自然物は形の再現が難しいという話題に。クリスマスのローポリ風トナカイの置物や、地球儀の地形表現などを例に、実物を見たときに頂点やメッシュの構成を想像する視点を共有しました。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを例に、駅からエントランスへ続く街並みや、地球儀のような象徴的なフォトスポットを取り上げました。園内に入る前から統一感のある景色や活気が期待感を高めること、カチューシャなどの身につけるアイテムが楽しみ方やクリエイターの販売機会につながることも話しました。ハリー・ポッターの城やシンデレラ城の造形を見ながら、現実では土地や費用、人の移動を考慮する必要がある一方、メタバースではスケールを調整できる点にも触れました。
ジュラシック・パークのエリアでは、景観だけでなく音楽がその場への没入感を生むことに注目しました。メタバースのワールドでも、エリアごとにBGMを設定することや、雰囲気に合った曲を選ぶことが体験の完成度に関わると話しました。さらに、XRライドの映像と乗り物の動き、パレードに加えるパーティクルなど、現実とメタバースの演出を比較。ジェットコースターの怖さを再現するだけでなく、世界観や景色を楽しませる方法も考えました。テーマパークに限らず観光地を訪れ、制作の視点で観察してみる面白さを紹介しました。