第325回では、森ビルが「虎ノ門をXRの聖地にする」というコンセプトのもと主催するXR Hackathon 2025について話しました。今回のテーマは「XR×AI」です。NianticのSDKやYamahaのSoundXR、Music Connect API、Auris、虎ノ門SDKなどが紹介されましたが、使用する技術や制作物に指定はなく、AIを使わない作品も応募できます。
参加チームが構想しているのは、ARを取り入れたゲームです。ゲームをプレイする人だけでなく、制作する側も楽しむことを大切にし、ストーリーやゲームシステムを検討しています。ビル全体をARで歩き回る使い方は現実的ではないと考え、ARを必要な場面で活用する方針です。開発ではAIを制作支援に活用したいとし、メンバーそれぞれの得意分野や参加できる時間を確認しながら、役割を調整していく難しさにも触れました。
また、舞台となる虎ノ門の現地を訪れ、実際の人の流れや環境を確かめること、自分たちで作品をプレイすることを重視しています。机上の検討だけでなく、現地で得た情報を記録し、作品や発表内容に反映させる考えです。開発期間は7月11日から9月11日までで、9月12日に一次審査があります。通過チームは10月17日までブラッシュアップを行い、10月17日から23日まで虎ノ門で一般向けの展示・体験を実施。最終日のアワードセレモニーで受賞者が発表されます。賞金はゴールド50万円、シルバー20万円、ブロンズ10万円などで、ゴールドには特集記事の掲載も予定されています。