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国が発行するデジタル通貨"CBDC"とは?

第330回 / 2025年8月1日(金)

CBDCの定義と日本銀行が示す三つの条件を確認し、電子決済や暗号資産との違い、導入をめぐる利点と課題、各国の事例について話しました。

CBDCは「Central Bank Digital Currency」の略で、中央銀行が発行するデジタル化された法定通貨です。配信では、日本銀行が示す条件として、デジタル化されていること、円などの法定通貨建てであること、中央銀行の債務として発行されることの三点を紹介しました。PayPayやSuicaなどの電子決済サービスは、民間企業が現金と同等の価値を預かり、ポイントなどとして扱う仕組みであり、中央銀行が発行するCBDCとは価値の保証主体が異なると説明しました。銀行預金も民間銀行に対する債権である点を挙げ、CBDCとの違いを話しました。

CBDCは必ずしもブロックチェーンを使うものではなく、中央集権型のサーバーで管理する方式や、参加者を限定したブロックチェーンを使う方式もあります。決済の効率化や低コスト化への期待がある一方、導入・運用費用、サイバーセキュリティ、取引情報を国が管理することへの懸念も話題になりました。また、利用が広がれば民間の決済サービスや銀行の役割に影響する可能性があり、預金がCBDCに移ることで銀行に及ぶ影響も論点として挙がりました。

各国の事例として、スマートフォン決済を目的に導入されたカンボジアのバコンや、実証実験が進む中国のデジタル人民元を取り上げました。現金利用の減少や民間企業による決済サービスの普及が、各国がCBDCに注目する背景として紹介されました。日本では導入の是非は決まっておらず、検討や実験が進められている段階だと確認したうえで、必要性やコスト、社会への影響を踏まえて考える必要があると話しました。

話したトピック

  1. 01

    CBDCの定義と条件

    CBDCは中央銀行が発行するデジタル化された法定通貨です。日本銀行が示す「デジタル化」「法定通貨建て」「中央銀行の債務として発行」の三条件を取り上げました。

  2. 02

    電子決済との違い

    PayPayやSuicaなどの民間決済サービス、銀行預金とCBDCを比較し、発行主体や価値を保証する主体の違いを整理しました。

  3. 03

    管理方式と導入課題

    ブロックチェーンを使う方式と、サーバーなどで中央集権的に管理する方式を紹介。効率化への期待に加え、費用やセキュリティ、プライバシーへの懸念も話しました。

  4. 04

    各国の事例と日本

    カンボジアのバコンと中国のデジタル人民元を例に、各国での導入目的や実証実験を紹介。日本では導入の是非が決まっていないことも確認しました。

ホスト
@Web3studenttalk
スピーカー
キーワード
CBDC中央銀行デジタル通貨日本銀行キャッシュレス決済デジタル人民元バコン

この紹介文は、Xスペースの文字起こしをもとに AI が作成し、運営が確認したものです。

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