今回のテーマは「Web3山古志村って何?」です。新潟県の山古志村について、人口減少や高齢化に加え、2004年の新潟県中越地震で大きな被害を受けた地域として紹介しました。地域を盛り上げる取り組みとして、NFTで発行されたデジタル住民票「錦鯉NFT」と、それを通じて参加するデジタル村民について解説しました。配信では、村の人口に対してデジタル村民が多く集まっていることにも触れました。
錦鯉NFTの名前は、山古志村が錦鯉発祥の地とされることに由来すると説明しました。また、山古志DAOでは、デジタル村民と実際の村民が交流し、地域を訪れて雪かきを手伝ったり、記事や動画を作ったり、地域の取り組みに意見を出したりできると紹介しました。NFTの販売による収入や注目の獲得、地域の人々と関係を築けることが、地域創生につながる可能性として挙げられました。一方で、NFTの二次流通が当初の期待ほど活発ではないことや、取り組みだけで村の存続を支えられるとは限らない点にも言及しました。
さらに、cluster上にある山古志村のメタバース空間を取り上げ、錦鯉や牛が登場する様子を紹介しました。人口減少や災害によって地域の建物や風景が失われる場合にも、メタバースに記録を残すことが地域の記憶やアイデンティティを保つ手段になり得る、という考えが話されました。地域でWeb3を始める際には、まず技術を知り、活用を考えるきっかけをつくることが難しいという課題も共有されました。