クリプトセキュリティをテーマに、暗号資産やNFTをめぐる詐欺の種類と対策を話しました。詐欺には、SNSのDMやDiscordの偽告知などWeb2上の接点を利用するものと、ブロックチェーン上で行われるものがあります。特に、ウォレットの取引履歴に紛らわしい情報を残し、誤送金を誘うオンチェーン詐欺について解説しました。
ゼロバリュートランスファーでは、送金額ゼロの取引が履歴に紛れ込み、似たアドレスを本物と勘違いさせることがあります。アドレスポイズニングでは、偽トークンなどを使った取引が履歴に表示され、送信元アドレスの取り違えを狙います。見覚えのないNFTやエアドロップ、DMで届いたリンクには触れず、アドレスやトークンの情報を慎重に確認することが大切だと説明しました。
誤ってウォレットを接続したり、承認や署名をしたりした場合は、Revoke Cashなどを使って許可を取り消し、残っている資産を新しいウォレットへ移す方法が紹介されました。同じシークレットリカバリーフレーズを共有する追加アカウントではなく、別のウォレットを用意することもポイントです。被害後に資金が戻るとは限らないため、損失を広げない行動が重要だと話しました。
予防策として、公式アカウントからサイトへ移動し、接続前にURLを確かめること、シークレットリカバリーフレーズを求める相手には応じないことを挙げました。また、用途ごとにウォレットを分けることや、Braveの広告・トラッキング対策機能についても話題になりました。ブラウザーやツールに頼りきらず、怪しいと感じたら操作を止め、詳しい人に相談する姿勢が勧められました。