DAOとは何か、既存の会社やコミュニティと何が違うのかを話しました。DAOは、特定の運営者に権限を集中させず、メンバーの貢献や行動によって成り立つ組織として捉えられる一方、定義は人によって異なり、明確な基準を定めるのは難しいという意見が出ました。Web3学生トークについても、運営的な役割を担う人がいることや、Pizzaトークンがガバナンストークンや貢献への報酬とは異なることから、DAOと呼べるかは慎重に考える必要があると話しました。
DAOにする意義として、上位者の判断を待たずに個々のメンバーが提案し、参加する人同士で活動できることが挙げられました。貢献に応じたインセンティブがあれば、参加や役割分担を促せる可能性があります。また、国や文化、言語の異なる人々が一つの組織で統一的に動く難しさを踏まえ、各自が得意な方法で取り組めるDAOは、国境を越えた協働に適しているのではないかという見方も示されました。方向性が合わない場合に、活動単位を分けたり、別々に進めたりできる点も話題になりました。
一方で、投票や合意形成には時間がかかり、迅速な判断が難しくなることや、貢献度を適切に評価する仕組みを作る難しさが指摘されました。組織の中で自然に人をまとめる役割が生まれた場合、権限を分散できているのかという疑問も出ました。スマートコントラクトなどで透明性のある仕組みを実現するには、技術や費用が必要です。さらに、DAOの活動で問題が起きたときに誰が責任を負うのか、法人や法律上どう扱われるのかも議論され、DAOの仕組みや法制度には検討すべき点が多いと確認しました。