今回は、メタバースイベント「Vket(バーチャルマーケット)」について話しました。Vketは、メタバース上の会場でアバターなどの3Dアイテムや、洋服・PC・飲食物といったリアル商品を売買できるイベントです。2018年から開催され、世界中から100万人を超える来場者があり、ブース数やアバターの写真・動画の投稿数などでギネス世界記録を持つことも紹介されました。開催がクリエイターに作品発表の機会や制作の締め切りをもたらす点についても話しました。
会場のプラットフォームとして、VRChatに加えて、HIKKYが開発したウェブブラウザ対応のVket Cloudを取り上げました。VRChatは高い性能のPCが必要になる場合がありますが、Vket Cloudは比較的軽く、スマートフォンやPCからアクセスできます。参加者は実際に会場を見て回り、お台場や山形県をテーマにしたエリアを紹介しました。山形県のエリアには果物や米沢牛などが並び、商品や紹介先のウェブサイトへ移動できる看板もありました。会場には企業や自治体の出展があり、地域の特産品や企業のコンテンツに触れられることも話題になりました。
また、池袋で開催されるリアル会場のVketについても紹介しました。企業ブースのほか、個人やコミュニティが活動をアピールする出展、交流企画などがあり、オンラインでつながった人たちがリアルの場で交流することも特徴として挙げられました。出展方法として、Unityなどで制作する方法に加え、ブラウザからブースを作れる「Vketブースメーカー」があることや、Vketストアで3Dモデルを販売できることにも触れました。イベントがアバターやワールドを自分で作る人を増やし、バーチャルとリアルの双方をつなぐ場になっていると紹介しました。