今回のテーマは「Web3を最大化したい」です。NFTや暗号資産、メタバースなどのサービスをどう活用すればよいかを話し合いました。参加者からは、NFTの普及を先に進めるのではなく、メタバースで自分が仮想空間に存在しているという感覚や、アバター・アクセサリーを自分のものと捉える意識が広がることで、デジタル上の所有や価値を理解しやすくなるのではないかという意見が出ました。一方で、利用者にとってWeb3の仕組みがサービスを使う際のハードルになる場合もあり、現実で既に成り立っている用途に無理に取り入れる必要はないのではないかとも話しました。
NFTの活用例として、宿泊する権利を複数人で購入し、NFTとして他者に譲渡・交換できる仕組みが取り上げられました。資産として保有する可能性や、価格変動を取引の面白さと捉える見方もありましたが、暗号資産は値動きが大きく、投資目的で広く勧めることには難しさがあると確認しました。価格変動や扱いへの不安が、利用のハードルになりうる点も話題になりました。
メタバースの普及には、VRゴーグルなどのデバイスの価格や、導入に伴う費用が課題として挙がりました。価格を下げるだけでなく、利用者が機器を買いたくなるような魅力あるコンテンツが必要で、イベントやワールドの制作・運営も少人数では限界があるという意見が交わされました。個人の活動を支える制作体制や、より多くの人が参加できる環境づくりも、普及に関わる要素として語られました。
さらに、ワールドの没入感を高めるには、正面を見るだけで完結する構成ではなく、空間を見渡して楽しめる体験が大切だという話もありました。メタバースでの体験を支える技術やコンテンツが整い、仮想空間を自分の居場所として感じる人が増えることが、Web3の価値を活かす道筋として議論されました。