AIの進化によって、これまで人間にしかできないと考えられていた創作の領域にも変化が及んでいることを話しました。画像作成や動画編集などでAIが実用的な選択肢となり、仕事の一部を置き換える可能性がある一方、AIを道具として使えば、アイデアを形にするまでの時間や費用を抑えられるという利点も挙げられました。AIに仕事を奪われるかどうかだけでなく、人間の能力を補い、作業を支える使い方にも目を向けました。
分野ごとの変化として、医療では診断に関わる入力やデータ作業、教育では個別の管理や採点などをAIが担い、人間が患者のケアや授業づくりに力を注ぐという見方が紹介されました。製造や小売でも自動化が進む一方、介護や医療など、人と人が触れ合う場面では人間が担う役割が残るのではないかと議論しました。コミュニケーションや共感、マネジメントといった対人能力が重要になる可能性や、AIを扱う専門家など新たな職業についても話題になりました。
将来の仕事を考える際には、特定の技術だけに絞るのではなく、関心のあることに幅広く取り組み、異なる分野の経験を結び付けることが強みになり得るという意見が出ました。歴史研究を例に、資料の読解や論文作成をAIが担う可能性がある一方、資料を探して集めることや、研究成果を面白く分かりやすく伝えることには人間の役割が残るのではないかと考察しました。変化の速い時代に将来を決めつけすぎず、AIを活用しながら自分の経験を重ねることについて話しました。