メタバースのワールド制作について、コンセプトを考えるところから、Blenderでのモデリング、Unityでの調整を経て、clusterやVRChatへアップロードするまでの流れを紹介しました。制作の出発点では、まず作りたいワールドの雰囲気を決め、参考になる画像や映像を集めて共有します。既存の施設やライブ会場を手がかりにする方法もあれば、参加者と世界観を話し合い、イメージを一から形にしていく方法もあります。制作中に要素を追加することはできますが、最初の企画や設計を丁寧に行うことが重要だと話しました。
Blenderでモデルを作る際には、ポリゴン数を減らすことだけに注力するのではなく、テクスチャ画像やマテリアルを軽くすることも大切だと説明しました。面や頂点のつながりを整え、不要な影や形の歪みを防ぐこと、角を滑らかにする部分とシャープに見せる部分を設定することもポイントです。画像を貼るためのUV展開や、FBX形式でUnityに移す前のスケール・回転の適用など、制作時に意識したい工程にも触れました。
Unityでは、マテリアルを設定し、必要に応じてノーマルマップやセカンダリ画像を使って質感を調整します。地面の作成方法やライトの配置、暗い場所でも見えやすくするエミッション、床や壁の当たり判定となるコライダーの設定も紹介しました。clusterのワールドでは、スポーン位置や落下時のリスポーン設定を行い、アップロードして公開します。制作方法やツールの使い方は公式記事や動画などを参考にできる一方、ワールドのコンセプトには決まった答えがありません。まずはワールドを一つ作ってみることが、メタバース制作やゲーム開発に触れるきっかけにもなると話しました。