今回は、a16z Cryptoが示した2026年のテーマをまとめた記事をもとに、Web3の動向を確認しました。ステーブルコインは送金だけでなく、インターネット上の決済基盤として広がる可能性があり、実物資産をトークン化するRWAも金融商品につながる動きとして取り上げました。日本でのJPYCの動きにも触れ、ステーブルコインが新たな決済手段になるという見通しを話しました。
AIエージェントが取引や契約、決済を担うようになれば、エージェント自体を認証する「KYA」の考え方が必要になるのではないかと議論しました。また、ブロックチェーンの透明性とプライバシーを両立することや、量子コンピューターなどを見据えたセキュリティ強化も重要なテーマとして紹介しました。スマートコントラクトについては、コードの実行結果だけでなく、設計上の仕様に照らして検証する「Spec is Law」の考え方を確認しました。
ほかに、AIを活用した予測市場、投資・資産運用の民主化、高速・少額・プログラム可能な決済による価値移転の拡大について話しました。後半は、2021年に示されたWeb3の意義を振り返り、DAOでは合意形成に時間がかかることや、誰でも参加できるため投機目的の参加者を排除しにくいことが課題として挙がりました。一方で、合意形成の過程で参加者が役割を理解できる利点にも触れ、AIの活用がDAOの運営を変える可能性についても意見を交わしました。