第400回では、告知テーマ「Claude “Mythos”が凄すぎるらしい」をもとに、Anthropicが開発したClaude Mythos Previewの能力と、一般公開を見送っている背景について話しました。配信では、アプリのバグにとどまらず、情報システムの脆弱性を数千件発見し、その中には長年見つかっていなかったものや深刻なものも含まれると紹介されました。危険な出力を抑える仕組みが十分でないため、誰もが使える形では公開されていないという説明もありました。
一方、AnthropicはProject Glasswingを立ち上げ、一部のパートナー企業がClaude Mythos Previewを利用できる取り組みを進めています。配信では、自社システムの脆弱性検出や防御に活用することが目的として紹介されました。AIによって脆弱性の発見から悪用までの時間が短くなる可能性がある一方、防御側もAIを用いて対策を急げるため、攻撃と防御のどちらが先に動くかが重要になると話しました。量子コンピューターとブロックチェーンをめぐる議論にも触れ、強力な技術が広く普及する前に備える必要性を考えました。
さらに、サイバーセキュリティの仕事や、プログラミングを学ぶ人の将来にどのような変化が起こり得るかを議論しました。AIが人間を上回る領域が広がるなかで、知識をどう活用するか、異なる分野を組み合わせて考える力が重要になる可能性にも言及しています。限られた企業だけが高度なAIを利用できることによる国際的な格差や、日本がAI開発・活用でどう対応するかについても意見を交わしました。終盤では、次回のテーマとしてRobloxを取り上げ、メタバースとの関係を考えることを決めました。