第439回では、発表されたGPT-6 Astraの性能や新機能を取り上げました。モデル名「Astra」の意味を確認した後、OpenAIの関係者がAGIと呼べる水準、あるいはその射程内にあると述べたことにも触れました。ベンチマークでは、新しいルールを学習してゲームを進める能力や、サイバーセキュリティにおける脆弱性の解析、画面を見て操作箇所を判断する能力などを確認。数値の意味には限りがあるとしつつ、従来モデルからの変化や、推論・自己修正の向上について話しました。
PC操作や業務の自動化では、ウェブ検索やExcel、メール、カレンダーなどを扱う能力のほか、UnityやBlenderといった専門ソフトへの対応にも注目しました。回答を返すだけでなく、作業を管理し、状況に応じて操作や修正を進めるAIへ変化しているという見方が共有されました。一方、ベンチマークの数値だけでは分かりにくい能力もあり、実際の制作物で確かめることが重要だと話しました。
実演では、Blenderで神社のモデルを作成し、単純な指示での生成から、既存ファイルを参照したローポリ化、写真を参考にした細部までの作り込みへと段階的に試しました。ポリゴン数を抑えたモデルや、瓦などを細かなオブジェクトとして作ったモデルを比べ、灯籠や鳥居などの小物は制作に活用できそうだと評価。一方で、構造や形状に不自然さが残る部分もあり、出力をそのまま採用するのではなく人間が確認・調整する必要があるとしました。AIで初期制作や定型作業の負担を減らし、人間が細部や品質を担う活用法、サービスの契約を短い単位にする選択肢についても話しました。