告知テーマ「Web3によって格差は広がる?縮まる?」を軸に、情報格差について話しました。Web2では、企業が利用者の個人情報を広告などに活用する一方、無料でサービスを使える面もあります。DAOやブロックチェーンなど、情報が一か所に集まりにくいWeb3の仕組みは、個人情報をめぐる格差の改善につながる可能性があると意見が出ました。一方、現状のWeb3はブロックチェーンやNFTの知識、詐欺への対策が必要で、知識やネット環境の差が利用のしやすさに影響するという指摘もありました。
AIは格差を縮める面と広げる面の両方があると議論しました。AIが情報を必要な形で提供できれば、教育を受ける機会や教える人の不足を補い、学びの最低ラインを引き上げる可能性があります。その一方で、AIに頼る人と自分で考える経験を積む人の間で、スキルの差が生まれる懸念も挙がりました。また、Web3のコミュニティやDAOのガバナンストークン、透明性の高い仕組みは、性別による扱いや政治参加の格差を縮める可能性があると話しました。医療情報を共有する仕組みについても、居場所にかかわらず医療を受ける助けになり得るという意見がありました。
所得格差については、NFTの販売など稼ぎ方が増える可能性がある一方、AIや自動化によって、コンビニや工場などで人が担ってきた仕事が減る面も取り上げました。Web3によって格差がなくなるとは限らず、格差の現れ方が変わることも考えられます。格差をなくす取り組みでは、当事者が何を望んでいるかを確かめ、変えられることと変えにくいことを見極める大切さも話題になりました。格差の存在を前提に、どう向き合うかを引き続き考えることとなりました。