今回は「コミュニティのリーダーとはどのような存在か」をテーマに話しました。リーダーのいないコミュニティが成り立つのか、また、分散型の運営を保ちながらリーダーが生まれることは可能なのかを考えました。歴史上の堺の商人による自治も例に挙がり、上に立つ人がいない場合でも、参加者同士の意思決定や自治が行われることが話題になりました。一方で、何かを始める最初の人は必要であり、全員に指示を出すより、周囲を巻き込む役割が大切ではないかという意見も出ました。
リーダーの姿として、誰よりも活動を楽しみ、その楽しさを周囲に伝えることや、メンバーと同じ目線に立つことが挙げられました。メンバーの提案を受けたときに、まず試すことで熱意を保てる場合がある一方、負担の大きさを考えずに引き受けると、相手に負担をかける可能性もあります。そのため、相手の性格や状況、何を望んでいるかを知り、興味や意欲を見極めることも必要だと話しました。
仕事を任せる際の責任の持ち方についても意見が交わされました。リーダーがすべてを背負うと負担が大きくなり、任せた後に関与しなければメンバーが不安を感じることもあります。進捗を見守るだけでなく、同じ場で一緒に取り組む姿勢や、作業内容への理解、相手に伝わりやすい依頼の仕方が大切だという話になりました。また、メンバーとの信頼関係を築き、話しやすい関係にすることで、困りごとや提案が共有されやすくなるのではないかと考えました。
最後に、リーダー自身が行動し、相手の関心に合わせて活動の魅力を伝えることや、実際に会って関係を築くことも話題になりました。後半では、メンバーが困りごとや活動状況を自分の中にとどめてしまう場合、どうすれば共有しやすくなるかという課題が挙がりました。次回は「メタバースの何が面白いのか」をテーマに話すことになりました。