第447回では、OpenAIが9月29日に発表したAIエージェント「Dots」を紹介しました。従来のように利用者がAIを開いて指示するだけでなく、専用のクラウド環境で会話後も作業を続ける常駐型のAI秘書として説明されました。チャットGPTのメモリを引き継ぎ、4,000を超えるアプリと接続できること、どの作業を自動実行し、どの場面で利用者の承認を求めるかを設定できることも特徴として挙げられました。
活用例として、顧客の要望から改善点を拾って修正案やテストを用意し、プルリクエストを作る開発支援が話題になりました。また、製品の変更に応じた資料の更新、顧客要件や取引履歴を踏まえた提案書・テスト計画の作成、インタビューの文字起こしからクリップ候補やSNS投稿案を作る用途も紹介されました。SlackやGmailなどの情報をもとに、予定やタスクの整理、文書の下書きまで連携して進められる点に期待が寄せられました。
実際にDotsを使っている参加者からは、教育サービスの資料を約3,000ステージ分まとめて作成させており、以前のように小分けで指示する必要が減ったとの共有がありました。一方、指示にない提案は基本的に行わず、複数の仕事を並行して任せすぎると処理が追いつかない場合もあると説明されました。利用には上位プランが必要であることや、用途によって評価が分かれる点にも触れ、GrokbotやMetaのエージェントとの比較を交えながら、常駐型エージェントが広がる可能性について話しました。