Web3とカフェをテーマに、NFTを会員証として使うリアル店舗や、Web3関連の人々が交流するカフェについて話しました。カフェは会話や作業の場であると同時に、人が集まることで居場所としての感覚が生まれる場所でもあります。ブロックチェーンをカフェに取り入れるなら、交流の場としての価値や、飲食を伴う体験をどう生かすかが論点になりました。
VRChatやclusterのカフェワールドを訪れた体験からは、店内の話し声や食器の音、先客の存在が、現実のカフェらしさを生み出す要素として挙がりました。また、別の店舗へ移動する際に電車を待って乗るといった、少し手間のある行動が、仮想空間にいる実感や没入感につながるという見方も共有されました。便利なワープ機能と、歩いて席を選ぶような仕組みをどう組み合わせるかについても話しました。
ブロックチェーンの活用例として、コーヒー豆などの生産・流通の履歴を記録し、フェアトレードや商品の由来を確認しやすくする案が出ました。一方で、販売側だけが情報を登録しても信頼性を高めにくく、生産者から販売者までの記録が必要だという意見がありました。アート作品の購入時にサインをNFTとして付与する事例にも触れつつ、NFT化だけで作品やサインの価値が担保されるのかが話題になりました。無理にWeb3を導入する必要はないという意見や、運用に伴うガス代などの課題も取り上げ、カフェと技術の相性を考えました。